たつき会 コーディネーター

梅雨もまっただ中で、各地で被害が出ています。この地域でも警報が続いておりますので注意してください。
 
今回は法人の新たな取り組みであるコーディネーターについてお知らせします。
昨年度までは研修委員、実行委員、禁煙対策委員、感染対策委員など各施設から
それぞれに1.2名選出され委員会を実施していました。
しかしこのたびは研修・企画・人事・環境・広報・行事・外部・ITと8つのコーディネーターを設け、
感染対策委員以外を廃止しました。
 
これまで多くの委員が選出されていましたが、それぞれ主・副・管理の3名を配置し責任を明確にし、
小数精鋭で選任しております。
 
早速に機能し始めており、利用者さんにとって、職員にとって、地域にとって
大きな役割を果たしてくれるものと期待しております。
 
それぞれのコーディネーターの紹介もしたいところですが、長くなりますのでやめておきます。
法人として力を注いでいく大きな役割を担っていただいていることは間違いありません。
 
法人の取り組みに興味、関心がございましたらいつでもお問い合わせください。

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近況のお知らせ-平成28年6月

先日19時過ぎに診察室を出て外を見ると、まだ明るい事にビックリしました。
良く考えれば6月ですから当然のことも季節感を失っていたようです。
また梅雨入りしうっとうしい季節でもありますが、
明るい時間が増えると得したような気になるのは自分だけでしょうか?
 
さてそんな季節ではありますが、4月から診療体制が変わり、その近況をお知らせします。
 
診察枠が増えたことと、患者さんが多い時期ではないこともあってか、
以前のように10人以上お待たせしたり、2時間以上かかることは皆無です。
私も少しゆとりを持って診療にあたることが出来、診察の合間に患者さんと
雑談も少しずつ出来るようになりました。
時々患者さんが、今日はどうしたのか?と患者さんが少ないことを心配していただいたり、
不安を感じておられる方もいるようです。
実際問題、月にいらっしゃる患者さんの数はそんなに減っているわけでは無く、
本当に良い診療体制が整ってきたと感じております。
 
また診察枠が増えたことで先生が忙しくなるとご心配を頂きましたが、
以上のことに加え医師会理事を辞めたこと、法人の状態が落ち着きつつあることなどから
日々ゆとりが少し増えたように思います。
 
医師会病院の非常勤医師としての取り組みは木曜日から水曜日に変わり、
水曜日の午後は比較的時間が取れる状況です。
木曜日は午後伊藤先生にお任せし、施設往診に行っており夕方には終わりますので
6月からは本当にゆとりが持てはじめた感じです。
 
これまでため込んでいた、したいことを取り組み始めようかと思っています。
 
梅雨で蒸し暑く、体が慣れていない状況で熱中症や食欲不振など体調不良にお気を付けください。

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誕生日

誕生日を迎え、47歳になりました。今年は多くの方に「おめでとう」という言葉を声や文字で
いただきました。
こんなに「おめでとう」と言ってもらえたのは人生で最多だと思います。
 
誕生日と言えば、このたび職員のおかげで法人の行事や誕生日など職員が見れるカレンダーを作成することが
出来ました。
これまでは事務の方に毎月の誕生日報告をしてもらい、誕生日の方には出来るだけメッセージを出して
職員間でも祝いが溢れることを望み、伝えてきました。
また当法人では誕生日休暇があります。実はこれにも長い歴史があります。
 もともと医院の職員には誕生日にジュースを渡していました。
これが徐々に図書券やクオカードになり、現在の誕生日休暇に発展していったのです。
 
この誕生日休暇は、残業や有給休暇など取ったこともなく
賞与をもらったことの無い私の偏見、強い思い込みから生まれたのかもしれません。
そんな思いが医療や介護現場でサービス残業や有給休暇を取れない現状にも抵抗し、
当たり前以上の優遇処置を取り組もうとしています。
しかしこれも運営が成り行き、人員が足りてのことです。
現実問題甘くないことを今年に入って特に感じさせられています。
しかし新たな職員も入り、7月にはかなり充実した形が示せるのではないかと望みを持っています。
 
誕生日からこのような話になってしまいましたが、最後に当法人の自慢をして書き終えたいと思います。
 
法人の理念通り利用さんのケアを向上するには職員が向上心と積極性を持って取り組める
明るい環境が必要です。
それを創り上げるべくメリハリをつけて仕事をしてもらえるために様々な工夫をしています。
 
その一部を紹介します。
冒頭でも申し上げましたが、当法人には誕生月に有給休暇を取ってもらっています。
また就職された当月より有給休暇が取れ、年間でも労働基準法で定められている以上の有給休暇を支給しています。
その他リフレッシュ休暇やパートの皆勤手当などもあります。
また年間の福利厚生費として担当者が計画して忘年会、職員旅行、レクリエーション、さらには歓送迎会なども
施設で予算を組んで使えるようにしています。
 
そんな私にせめて「おめでとう」の言葉位はと職員が感じ伝えてくれる人が増えてきたのであれば嬉しい限りです。
しかし私(理事長)では無く、法人職員一人ひとりが法人を創り上げてくれるようになれば私はそれ以上の喜びはありません。
 
まだ道半ばですが、理想を持って取り組み続ければ近付いてくると信じ前進していきたいと思っています。
 
この場を借りて職員と地域の関係者に感謝申し上げます。

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運動会シーズン

少し違和感はありますが運動会シーズンになっています。
運動会と言えば10月でしたが、最近は5月に行う学校が増えています。

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先日、中学2年になる長男の運動会(体育祭)を午後だけですが行ってきました。
長男は私に似ず?小柄なので騎馬の上に乗ることが多く、次男・三男も同様に小柄です。
小学校は午前中だけのところがほとんどのようで、子供の数も減り寂しい感じがします。
 
小学校の運動会も控えておりますが、子供にとっては記憶に残る、大事な行事だと思います。
親にとっても同様で子育て真っ盛りの方も終わった方もそれぞれに思い出があるのではないでしょうか!?
 
暑さも時折厳しくなってきました。
熱中症対策も準備が必要です。

桜も葉桜と変わり

桜も葉桜と変わり、社会では新年度となり動きが出始めているのではないでしょうか!?
当法人は5月が年度末となりますが、この時期職員旅行が恒例となっております。
職員間のコミュニケーションを大事にしたいとの思いから法人レクリエーション、
福利厚生を充実させてきましたが、
どんなに環境を整えても職員一人ひとりの意識が全てと言っても過言ではありません。
 
私もこれまでPTAの役員や医師会の理事、その他様々な組織で役員をさせていただきましたが、
役割分担しそれぞれが役割を果たし、連携が取れ楽しく取り組めるように意識してきました。
 
今回医師会の理事を降りることで何人かの人に意見や思いを聞かせていただきました。
2期4年、振り返ってみると様々なことがありましたが、不完全燃焼であったと
言わざるを得ません。
しかし多くのことを学び、色々な視点で考えることを気付き、我慢することを
身に付けられたように思います。
これは法人の理事長としても同じことが言えると思います。
ケアビレッジたつきが開設し2年が過ぎ多くの職員と共に前進する中で想定外、非常識など
苦難が沢山ありましたが、
嬉しい事、明るいニュースもあり、同志が増えてきたことで希望を持つことも出来ました。
 
これから先も良い事ばかりではないでしょうが、しっかりと見失わず取り組みを進めて
行ければと思います。
 
地域の方々には安心して医療と介護が受けていただけるように広い視野を持って取り組んで
いきたいと思います。
今後ともご支援ご協力お願いします。
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平成28年4月に向けてー 

4月から診療体制を変更するにあたり、私の生活も大きく変わります。
また法人の年度末は5月ですので、ここでも変化するかもしれません。
6月頃までは落ち着かない日々が続くものと思います。
 
在宅や施設の往診、会議予定や医師会病院への褥創回診など調整しながら引き続き取り組んでまいります。
川尻安浦をちょろちょろしておりますので、お役にたてることがございましたら
遠慮なくお申し付けください。
 
皆様におかれましても様々な変化があるのではないかと存じますが、
体調にはくれぐれもお気をつけいただき、
良い季節を過ごされることを願っております。

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寒波の到来です。

寒波の到来です。
 
今年は本当に暑いですね!こんなに暑い夏は今までになかった。とか、
今年の冬は寒い!去年はもっと暖かかったのにとか・・・
例年挨拶の様に聞かれます。
 
今年は本当に暖かいと思いますし、温暖化を感じています。
あり得ない暖かいクリスマスに暖かいお正月、大寒になってやっと冬らしくなりましたが・・・
1月で寒さも終わりとか・・・
 
昔に比べて長期予想や週間予報もかなり正確になってきたように思います。
また天気予報も番組によっては興味をそそるように 、一つのテレビ番組、ドキュメントのように放送されるものもあります。
 
晴れには晴れの良さや必要な日差し、
曇りには直射日光のカットで曇りの良さ、
雨には雨の空気や地面の掃除や畑の命の水、
雪には子ども心ひく楽しさや明るさ、
風には風のすがすがしさ
しかし、これら自然は時に猛威を振るい、災害を引き起こす怖さに変わります。
 
人は自然界に喧嘩を売っているのかもしれません。
そして、宇宙や地球は人のものだと錯覚しているのかもしれません。
 
こんな思いが結局は戦争にもつながるのだと思います。
取り留めのない話をしてしまいました。
 
今年は 少しでもゆとりを持って、夢を現実に、明るく元気な1年になるように願っております。
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改めまして新年あけましておめでとうございます。

改めまして新年あけましておめでとうございます。
多くの方々は仕事が始まり、学校も始まったことと存じます。
 
入居のある介護施設を開設し2回目の正月が過ぎましたが、例年の如く注射と処置などで外来を臨時で開き、施設に顔を出し、挨拶に回りました。
私は行けませんでしたが、3日には多くの子供たちが、蒲刈から太鼓を披露しに来てくれました。
 
医院と通所系も4日から始まり、新年のスタートをきりました。
 
大きな事故や病気もなく年越しできたことに安堵し、職員に感謝するところです。
 
さて今年は、昨年の取り組みが結果として出る年だそうです。
間違った取り組みや、取り組みをしなかった方には悪い結果が出てしまう恐れがありますのでご注意ください!
そして目標に向かってしっかりと取り組んだ方、組織は成果に現れる年だそうですので期待してください!
 
いずれにしても常日頃から前向きに取り組んでこられた方々が、幸せになれる世の中であってほしいと思います。
 
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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クリスマスにお正月… ~今年最後のご挨拶~

クリスマスにお正月、年末年始、皆様大変お忙しいでしょうが、楽しく賑やかに、元気で過ごされていることを願っています。
 
今年最後のブログにふさわしい内容と、ふさわしく無い内容をテーマとして書かせていただきます。
 
まず一つ目は、これまでに何度もお伝えしてきましたが、将来の人口推移、今回は特に呉市の推移について
考え、お伝えしたいと思います。
2025年問題、すなわち後期高齢者が最も増え医療や介護など大きな問題が生じることが推測されていますが、ここにさらに就労人口の減少が加わることはお伝えしてきました。
都会では、2025年以降も後期高齢者は増加する推計が出ておりますが・・・呉市では減少しはじめ、
2050年にもう一度増加します。
呉市でみてみますと、2025年、後期高齢者人口が最大になりますが、2050年には後期高齢者人口が現在とほぼ同数にもかかわらず、就労人口が2/3になっています。
すなわち、もっとも後期高齢者と就労人口の比が厳しくなるということです。
今でも医療介護者不足の中で、2050年には医療介護は崩壊していると言わざるを得ません。
 
では、これからどうなるか・・・当然にロボットやコンピューターの高度化で人員削減が可能となるでしょうが、とても追いつきません。
そうなれば外国人に頼るしかないのが現実かと思います。
もう少し考えますと、昭和40年代生まれ、第二次ベビーブーム世代が外国人にお世話になるという事です。
さらに私は、現在出している将来の人口推計は、大きく変わると思っています。
日本も、いつしかヨーロッパのように移民や移住など、当たり前の時代が来るのではないかと感じています。
 
こういったことを国やそれぞれの地域が、先手先手で手を打ってこそ国政、治政と思いますが・・・
国は都会中心、地方は国におんぶですから、十分な対策が出来るわけがありません。
年金も何のためにあるのか?国民が老後を安心して生活できるための制度と思っていましたが、今は老後を不安にさせる制度と感じます。
 
そんな中で、国は社会保障費を抑制しようと必死ですが、後期高齢者が増える中で限られた医療介護資源
(施設や各サービス、人員など)を抑制されれば1人当たりの仕事量は増えるが収入は変わらない。
当然に医療や介護を志す人は増えません。負のスパイラルを創り上げることになるのに・・・
財政ありきになっています。
 
財政危機であることは承知していますが、逆に現在を乗り越え30年後からは、社会保障費は勝手に減っていくのですから、国は今こそ社会保障を充実しなければならないと思います。
充実しなくて良い時の老人無料など、選挙票稼ぎのようなことをして、一番しんどい時を抑制し、また楽になったら過剰にふるまうのでしょうか・・・呆れてものも言えません。
 
最後、希望を持てる記事で締めくくりたいと思います。
 
大変プライベートで余談ですが、先日剣道2段の審査を受け、合格しました!
周囲はクリスマスイベントが終わり、イルミネーション、お正月ムードを感じ始めています。
 
黒田投手の現役続行に選手の補強、そしてサンフレッチェが優勝し、競技場の移転が前進しているように思われます。
野球人口よりサッカー人口の方が増えている状況で、マツダスタジアムのようにやり方次第では、経済効果を生むのではないかとも感じます。
 
来年には税制や雇用関係でも、いろいろなことが取り組まれるようですし、当法人も礎を築き、躍動の年になると思います。
 
経験者のケアマネが入り、法人内から3人のケアマネ受験合格者が出ました!
より一層必要な介護を、より高いレベルでサービスが受けられるように法人全体で高め、地域全体のお役にたてればと思っています。
 
昔からですが、広島には多くのプロスポーツチームがありますし、先日の世羅高校の駅伝アベック優勝など、様々な競技で広島のレベルは高く、嬉しいニュースを流してくれます。
数年前弱小だった川尻求道館も、地区優勝や比較的大きな規模の大会でも、優勝とはいかないものの準優勝やベスト4に入るようになりました。
スポーツ界だけでなく、様々な分野で国内外広島出身の方々が活躍されています。
 
来年は、より元気になる、嬉しい出来事が増えるように願い、今年最後の挨拶に変えさせていただきます。
 
今年一年、お付き合いいただきありがとうございました。お体にお気をつけて、良いお正月をお迎えください。

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心のある施設をめざして

先日、法人施設の一つで勉強会が行われ、介護保険申請の流れに付いて若手職員が発表したそうです。
手続きの仕方から、申請して介護度が決まり、その介護度によってサービス調整がどのようにされていくか調べ、上手に発表していたことを聞きました。
ベテラン職員は当然に知っておかなければならないことも沢山あり、見本となる姿勢を示さなければなりませんし、若手職員はこのように向上心と積極性を前面に出して取り組んでほしいですし、失敗を恐れず成長してほしいと願います。
その発表が聞けなかったことが、とても残念に感じました。
 
さて、この介護保険申請ですがどの程度浸透しているのでしょうか?
申請の仕方、介護保険すら知らない人も居るかもしれませんし、申請しても満足にサービスを受けられない地域の方も居るのではないでしょうか?!
 
そんな中で制度を上手く利用して、老老介護や独居のお年寄りの大きな支えになっている制度であることを常々実感しています。
介護保険では、自宅の内外、段差の解消や手すりの設置などで、ある程度の資金援助があるなど、やり過ぎ?とも感じられるほど助かる制度もあります。
しかしながら、これらの制度を逆手にとって利益を生もうとし、利用者さんのためでないサービス提供を行っているのではないかと感じられるケースもあります。
医療も介護も患者さん、利用者さんのために施し、サービス提供するものでなければなりません。それを度外視して、組織や個人の利益を求めるようでは医療者、介護者として失格と思います。
ただ、誤解しないでほしいのは、ボランティアでしなければならないとか、して当然だと思われることは間違いだと思いますし、過度に求める方々もおり、常識、倫理的におかしいものは受け入れるべきではないと思います。
 
介護現場は正直厳しく、決められた通りにしていたら、多くの組織はつぶれるのではないかと感じます。決められたことを上手に利用して、正しい報酬を得ることは当然と思いますが、患者さんや利用者さんの不利益になることは避けなければなりません。
 
こうした常識や倫理観、そして、奉仕の心の欠如した組織になるようであれば、私はいつでも医療介護に携わることは辞めます。
そして、当法人が、心のある医療と介護を施せる施設をめざして取り組むことで、地域、社会に貢献し、常識、倫理観の乏しい組織は改善されることを心から願っています。
sasaerute