新しい生活様式と言われていますが、なかなか簡単な話ではありません。
しかしながら私の持論として言われていることに気を付けていれば、
少なくとも広島県内でのコロナ感染率は、高額の宝くじに当たるよりも極めて低いと考えられます。
そんな中私が直面している課題ですが剣道です。
現在全国剣道連盟はマスクとシールドの使用で実施は可能としております。
これは何事もそうですが、全国一律の決まり事を作るべきかと思いますので
批判するものではありません。
ただコロナ感染症の数や空調設備などの環境、人数などもう少し地域によって
変えられないかと感じます。
これからの時期、熱中症シーズン真っただ中で、熱中症で命を落とすようなことが
ないことを願っております。
剣道だけでなく全てのスポーツでも言えることかもしれませんが、
どのような性能の良いマスクであっても、マスクとシールドをして剣道をすることは過酷です。
当然に休憩や水分補給など適切に対応されるとしても、医師の立場からすると
顔色も見えない状況で体調不良を早期に発見することがより難しくなります。
また難しいのであれば、稽古を楽にすればよいと思われる方も少なくないかと思われますが、
マスクやシールドをしていなくても、傍から見れば立っているだけの様に見えても、
とてもハードなことをしているという事は経験者であれば分かると思います。
またマスクやシールドをしていることが辛く集中力を欠き、
鍛錬にも繋がらず怪我の元になってしまいます。
ではどうしたら良いのか!?道場だけでなく、地域や団体様々に関わる中で答えは見つかりません。
とにかく剣道をしている人たち、スポーツを取り組む方々がコロナ対策によって、
命を落とさないことを願うばかりです。
そしてメディアが曲がった視点でアナウンスしないことを望みます。
医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹