R2.1.25ブログ

新年が始まり、1ヶ月を過ぎようとしています。
耳が凍るような日は無く、暖冬のためかインフルエンザは年末よりも落ち着いているようです。
 
さて、これまでに何度かご報告しましたが、
最近患者さんや職員から体を大切に、大丈夫かと声をかけてもらいます。
死相でも出ているのかなと不安になる反面、心配してくれてありがたいなと感じます。
また「たつき新聞の記事をいつも楽しみにしています。」
「毎回続けて記事を書かれていて大変ですね。」など
お声掛けいただくことも増えています。
興味を持って見てくれていることに、励みにもなりますし、継続してきた大切さを感じています。
法人としては世間で言う年度末に退職者が出てしまう状況に心痛めるところですが、
知り合いなどから雇用募集に声をかけていただき、人とのつながりに感謝しております。
来年度は体制の安定やこれまで取り組んできたことの成果を出す時期と考えています。
職員は勿論、地域の方々にもご支援ご協力いただき、共生できる地域を創って行ければと思います。
 
今年も始まりました!どうぞよろしくお願いします。


医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹


munekikangeki

 

感染性胃腸炎と漢方薬!!

冬場、特に12月~1月にはノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスによる感染性胃腸症が流行し、
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛や発熱などの症状で来院される患者さんが多くなります。

今年も今の時期、非常に流行っています。
 
感染性胃腸炎の一般的な治療では、嘔吐や下痢に伴う脱水に対して経口による補液を行い、
症状や脱水が強いときには点滴による補液を行う場合もあります。
また、吐き気が強ければ制吐剤、腹痛が強ければ腸管蠕動抑制剤を頓用で使用し、
整腸剤を数日服用して様子を見ることが多くなっています。
ほとんどの人は数日で治っていくことが多いですが、
その間のつらい症状に苦しむことなく出来るだけ早く治って欲しいですよね…。

そんな時には漢方薬の出番です!
 
漢方薬にできること!!
 
まず試していただきたいのが 五苓散(ごれいさん) です。この漢方薬は5つの生薬から構成されています。
五苓散(ごれいさん)は大人から子どもまで比較的安心して使え、おおよそ8割方はこの漢方薬のみで対応できると思います。
しかし、胃腸症状が長引いてしまった場合は、再度診療科へ受診し体の状態を診てもらってから、
ほかの漢方薬に切り換えるなどの治療をおすすめします。
漢方薬には次の一手となる薬が沢山あるので、患者さん一人一人に合わせた治療が出来るのです。
安心してくださいね。
五苓散(ごれいさん)の豆知識
今回は感染性胃腸炎の治療薬として紹介しましたが、五苓散(ごれいさん)はほかの症状でも広く使われています。
むくみ、二日酔い、暑気あたり、頭痛、めまいなど日常生活でよく見られる症状に対しても効果があるので、
興味があればぜひ試してみてくださいね!!

お困りの患者さんはぜひ、ご相談下さい!!


norouirusu

R2.1.7ブログ

今年初めてのブログを更新させていただきます。
明けましておめでとうございます。
昨年は当家にとって、12年前の亥年に父、昨年の亥年に母を亡くし寂しい年となりました。

法人に関しては災害から様々な取り組みを発展させ、基盤を整えることのできた1年だったと
感じております。

しかしながら川尻安浦地域の発展維持を目指し取り組むことは簡単なことではなく、
当法人だけで成し得ることはできません。
本年は他事業所や企業との連携を充実させ、成果を出していかなければならないと思っております。
様々に地域での取り組みはされていますが、まだまだ縦割りで横の連携が乏しいと感じます。
具体的に申し上げれば様々な団体が体操などの予防医療に取り組んでいます。
団体同士が協力し合えば負担は減り、参加者は増え、継続しやすくなるのではないかと思うのですが、
現実は自分たちのしたいようにできないから共生統合しないのだろうと思いますし、
いまだに分裂しているのが実情と感じます。 
そうしたコーディネート役として当法人が役割を果たせればと思っています。
 
インフルエンザも完全に流行してきましたので、皆さまお体に十分お気を付けいただき、
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹


renkei