H29.7ブログ part2

世間では花火大会のシーズンとなりました!
梅雨も開け、夏本番となり海水浴客も増えているようです。
昔のように真っ黒に日焼けた子どもを見ることが少なくなりましたが、
夏休みになるとエアコンの効いた部屋で過ごし、暑さに弱くなっているように思います。
 
さて話は戻りますが、医院の事務職員が黒瀬で行われた花火大会を最前列で見たとの情報が入りました。
誰と行ったのか?など野暮なことは聞きませんが・・・(笑)
また新聞では宇品で花火大会があったようで、今年も大勢の見物客で賑わったことと思います・・・
以前は医師会でフェリーをチャーターして参加し、見に行ったこともありましたが、
近年、花火を見たのは子どもが外でするのを見たくらいです。
 
花火大会は費用もかかるでしょうし、景気にも左右され、
状況によっては、少しずつ規模が小さくなったり、中止されて行くのもあるかと思います。
ちなみに現在、グリーンピアせとうちが休園中となり、花火は無くなったものと思います。
安芸津でも昔はしていたようですが・・・今はどうなのでしょうか?
 
私が思い出に残っている花火大会は学生時代に行った、石川県和倉温泉の花火大会で花火のほぼ真下で、
火の粉が落ちてくるような状況でした!音の迫力と目の前で見る大きさにびっくりした記憶がありますが・・・ 
これはきっと風向きでそうなったのではないかと今更ながらに感じます。
 
いずれにしましても、夏本番で熱中症症状の方も無意識のうちに診られていますので、
十分に注意して水分補給や塩分摂取を行いましょう!
ただし腎臓や心臓の悪い方は安易に水分や塩分を摂ると問題がある場合がありますので、
主治医にちゃんと相談して指示を仰いで下さい。
 
暑さに負けず!効きの良いエアコンの誘惑にも負けず!ストレスにも負けず!夏を乗り切りましょう!

hanabineko

 

夏の暑さに負けない!Step Up ver.

梅雨の時期を越え、いよいよ暑さも夏本番に近づいてきました。
去年は7月下旬を過ぎたあたりから気温30℃を超える暑い日々が始まりました。
日中、野外で過ごすことが多い人は勿論、快適な室内で過ごす場合においても
気温の変化で体調を崩しやすいので気をつけて下さいね。

natubate

去年は夏バテ対策に、
『補中(ほちゅう)()(っき)(とう)』、『清暑(せいしょ)()(っき)(とう)という漢方薬について紹介しました!
(覚えていますか?) 

これらは消化吸収機能を改善・体に元気をつける、
『補剤(ほざい)』とよばれるグループの漢方薬です。



どちらも元気を補うための漢方薬ですが、
補中益気湯はもともと体力のない方が暑い夏を乗り越えて頂くための処方で、
清暑益気湯は汗がジクジク出る・体が熱さで火照っているような場合に使うと効果が良い漢方薬です。
 
今年は、夏に有用な五苓散(ごれいさん)(びゃっ)()加人参(かにんじん)(とう)という漢方薬について新しく触れたいと思います。

 1.五苓散
   この漢方薬は比較的よく知られているのではないでしょうか?
   五苓散は浮腫、めまい、頭痛、二日酔い、下痢など、体内の水分偏在をコントロールする薬として
   万能です。
   五苓散は、既に熱中症になってしまった場合に有用です。
   もっとわかりやすく言うと、水分補給をしっかりしているのに一向に気分が良くならない場合に
   効果を示します。
   このような人は水分をうまく吸収できない状態だと考えることが出来るので、
   五苓散で後押ししてあげます。

 2.白虎加人参湯
   白虎加人参湯は、白虎湯に人参を加えた処方です。
   白虎とは石膏(せっこう)という生薬を表します。
   石膏の生薬が白いことから中国の神話に出てくる四神の一つで西方を守護する白虎の名前が
   与えられました。
   西方には砂漠がありますので、その守り神の白虎がもつ白虎加人参湯の薬能は
   『身体の灼熱感を鎮め、乾きを潤す』
   というわけです。
   石膏は比較的、冷やす力が強い生薬です。
   体が火照ってしまって夜が眠れない、暑くて暑くて苦しいといった状態の時、
   白虎加人参湯でガツンと冷やしてあげると良いでしょう。
 
今回は熱中症になってしまった場合にもちいる漢方薬を紹介しました。
ご自身がどの状態に近いのか考え、是非参考にしてみて下さいね。

H29.7ブログ

悪天候が続き、九州では水害が発生しております。
人命も奪われており、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 
今回、法人としての取り組みを一つ紹介させていただきます。
その取り組みとは「川尻安浦地域包括ケアシステムを樹立する会」です!
 
この名称についても法人内で議論されました。
私としては「創造する会」が良いかと思っていましたが、
たつき会の「根源となっている樹」を使い、新たに樹立していく会にふさわしいのでは
との職員からの意見をいただき、命名されました。
 
当法人には理事長の意見をも退かせ、より良いものを提案してくれる職員が居ます。
理事長が色々なアイデアを出しても却下され、実行してくれる委員会もあります。
さらには理事長の作成した文面がおかしいところを直してくれる、
自称編集委員の方が何人も居ます。
 
本当にありがたいことだと感謝しておりますし、私が適当な仕事をしてしまっても
支えてくれる職員がいることは組織力につながると感じています。
 
しかしその反面、組織が大きくなるにつて多くの利用者さんや患者さんと関わらせて
いただく中で、不適切、不親切な対応でご迷惑をかけてしまうこともあります。
どうしてそんなことになったのかと不思議に思うこともありますが、
気付いた時点でどうすべきか、しっかりと対応していけるように力を合わせて取り組んでいます。
 
こうした法人の問題点は他組織も同様だと思いますし、地域によっては自分たちの力だけでは
解決できないこともありかと思います。
そのような地域の問題点を相談し、解決できる場であったり、地域で働いている方々が、
何に苦労しているのか?どうすれば効率的になるのか?
そして将来、川尻安浦地域が安心して暮らせる地域であり続けるためには何が必要でどうしなければ
ならないのか?
これらを皆で考える機会を作っていければと思い、
「川尻安浦地域包括ケアシステムを樹立する会」を設立しました。
 
まだ発車したばかりで、手探り状態ではありますが、到着地点すなわち目指す山の頂は定まっています
ので、これからその頂に向かってどこから、どのように頂を目指すかを
模索していかなければなりません。
しかし地域の状況を考えれば10年、20年後に整えばよいのではなく、
数年後にはある程度のものが整わなければ、過疎化に追いつけないと思っています。
 
詳しいことはいつでもお尋ね下さい。
当法人ホームページにもこのシリーズを掲載しておりますのでご参照下さい。
 
地域を活性化させるには「若者」「よそ者」「バカ者」が必要と東日本大震災の時に言われた言葉が
ありますが、まさにその通りで、当法人には地元の方々は勿論、
「若者」「よそ者」「大バカ者」が揃っておりますので、
しっかりと取り組んでいきたいと思っております。 
是非、ご賛同頂ける方々は、どのような形でもよろしいのでご支援いただければ幸いです。

樹立する会 イラスト

 

 

 

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