誤嚥性肺炎を防止するために…

日本人の現在の死因は、1位:悪性新生物(がん)、2位:心疾患、3位:肺炎となっています。

とくに65歳以上の高齢者では、死因の1位が肺炎です。
海外では、肺炎で亡くなる年代は主に児童や乳幼児といった若年者が多いにもかかわらず、
日本では高齢者が多いことが特徴です。

その要因としては、
若い頃からの喫煙率の高さ、
風邪などで抗生剤を頻用してきたため耐性がついてしまっている、
加齢による抵抗力・免疫の低下、パーキンソン病などの脳障害をきたす疾患を抱えている、
などがあります。

また、高齢になると食べ物を正常に飲み込んだり、咳をしたりすることが難しくなってきます。
そしてこういった状態が日常的に繰り返すと誤嚥性肺炎を発症して死に至ることもあります…。
怖いですよね。

誤嚥性肺炎が発生するには次の3つの病態が考えます。

食べものに付着した細菌を誤嚥し肺炎を起こす
咽喉頭部に生息している細菌巣からの分泌物を微小誤嚥してしまい肺炎を起こす
食事後すぐに横になったために胃や腸の内容物が逆流し、それを誤嚥したために肺炎を起こす

このような誤嚥性肺炎にまず使用したい漢方薬3処方を紹介したいと思います。
 
半夏(はんげ)厚朴(こうぼく)(とう):病態①と②に有効
 症状:飲み込みが悪い、のどが詰まる、飲み込むと喀痰が出る、気分がふさぐ
 食事するときにのどが詰まったり、異物感を覚えたりするときや夜間に発熱したり、
  咳と痰をきたすことが多くなってきたときに用います。嚥下・咳反射を改善する漢方薬です。
 
(りっ)君子(くんし)(とう):病態③に有効
 症状:体力が低下している、胃の痞え感がある
 胃の内容物の逆流によって誤嚥した場合に用います。胃の機能を改善する漢方薬です。
 
大建中(だいけんちゅう)(とう):病態③に有効
 症状:体力が低下している、お腹の動きが悪い
 腸の内容物の逆流によって誤嚥した場合に用います。腸の蠕動運動を改善する漢方薬です。
 
症状改善はもちろんですが、原因対処を考えた使い方をしますので、このような症状があれば是非相談してくださいね。

goen

H30.5.7ブログ

新年度となり、1か月が過ぎ、ゴールデンウィークも終わりました。
ゴールデンウィーク後半は天候も悪く、休みボケで仕事に行くのが苦痛だった方も
いるのではないでしょうか?
新たな環境の中で緊張感が和らぎ、体調を崩しやすい時期になります。
寒暖の差もありますのでお体ご自愛ください。
 
さて今回はゴールデンウィークもありましたので、休みの過ごし方について考え、
述べてみたいと思います。
 
休みと言っても、土曜日曜、祝日、長期連休で過ごし方は様々だと思いますが、
今回は長期連休で考えてみたいと思います。
定番で言えば、帰省、旅行かと思います。
中に大掃除、特に年末などはそうなるところも少なくないでしょうが、
連休中は市内などの飲食店は意外に少ない印象です。
ゴルフ場なども少なく料金が割安になっていると聞いています。
やはり普段できないことをされている方が少なくないのだろうと思います。
 
そうなると移動手段、高速道路や飛行機、新幹線の混雑が気になるところですが、
最近昔のような大渋滞、乗車率200%などあまり聞いたことがありません。
新名神が開通したりと、道路事情が良くなっているのか?
公共交通機関が充実しているのか?
私にはわかりませんが、渋滞がなければ気が楽になることは間違いないかと思います。
 
日本では祝日が少ないと言われ、最近では山の日の祝日が増え、
平成が終わる時には天皇誕生日がどうなるのかと思われます。
 
それぞれにゴールデンウィークを過ごされたと思いますが、
出費がかさんだり、食べ過ぎたり、仕事がたまったりでしわ寄せがきている方も多いと思います。
とにかく体調管理に注意して、夏場を迎える前に心身ともに整えておきましょう!

natunimukatte