今年も残り少なくなりました。
インフルエンザも増加傾向となっておりますので、皆様お気を付けください。
私の自由なブログも今年最後になります。
本来は来年に向けて明るく楽しい話題をテーマにしたいのですが、
来年の課題としてお伝えしたいことがありますので、述べさせていただきます。
まず1つは、ネット上で忘年会は無意味との話題が上がっていることです。
時代だなと思いますが、それではすまされない危機感を覚えます。
何度もお伝えしておりますが、今後少子高齢化が世界トップの状況になります。
当法人では「地域包括ケアシステムを樹立する会」など立ち上げ、
地域のコミュニケーション、顔の見える関係を作るために努力しておりますが・・・
忘年会を無意味とし高齢者や上司など人と付き合うことが無駄と思われる方は、
今後の社会や高齢者を救えないと感じます。
人は壁や苦手や嫌いを乗り越えて、鍛えられ乗り越えられる心身を創り上げられるのではないかと
思います。
何より年配や上司、経験者の話はとても得るものがあります。
本は一方通行ですが会話は動くので面白いと私は感じますし、有意義だと思います。
長くなってしまいますが、反発もあることを覚悟してもう一つ考えていただきたいと思います。
コンビニの正月休みを訴えられているニュースを見ました。
ストライキ、みんなで休めば怖くない的な流れになっていると感じます。
私は震災前の昨年5月にコンビニの輪番制を唱え、中国新聞にも掲載していただきました。
主な訴えとしては夜勤者を確保する意味もあり、地域にコンビニが24時間営業することは
効率性が悪いこと、多少の不便はあっても地域に一つコンビニがあれば良いのではないか、
そうすることで一晩の収益も上がりコンビニ運営にもプラスになるとお伝えしました。
しかしながら防犯上やコンビニメーカーの方針、物品の輸送管理などの面で大変難しいとの話を
オーナーさんよりお聞きしました。
昨今、コンビニを運営するのは「24時間365日営業」のことと知っていて取り組まれている訳ですから、
今になって文句を言うのは違うと感じます。
しかしながら人材不足となり、店長に負担がかかる事実、働き方改革の面でも
対策していかなければならないことだとは感じます。
体がもたない、休みにさせろという発想は私には受け入れられません。
なぜならば地域ファーストではなく自分ファーストだからです。
これからは共生の時代です。
コンビニだけでなく我々医療や介護・その他様々な地域の企業が、
縦ではなく横の関係を発展させなければならないことを意識してほしいと願います。
長くなりましたが、是非とも来年は一人でも、一つの企業でも、一つの地域でも
地域包括ケアシステムを意識して地域づくりにお力添え頂きたく存じます。
医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹