誕生日

誕生日を迎え、47歳になりました。今年は多くの方に「おめでとう」という言葉を声や文字で
いただきました。
こんなに「おめでとう」と言ってもらえたのは人生で最多だと思います。
 
誕生日と言えば、このたび職員のおかげで法人の行事や誕生日など職員が見れるカレンダーを作成することが
出来ました。
これまでは事務の方に毎月の誕生日報告をしてもらい、誕生日の方には出来るだけメッセージを出して
職員間でも祝いが溢れることを望み、伝えてきました。
また当法人では誕生日休暇があります。実はこれにも長い歴史があります。
 もともと医院の職員には誕生日にジュースを渡していました。
これが徐々に図書券やクオカードになり、現在の誕生日休暇に発展していったのです。
 
この誕生日休暇は、残業や有給休暇など取ったこともなく
賞与をもらったことの無い私の偏見、強い思い込みから生まれたのかもしれません。
そんな思いが医療や介護現場でサービス残業や有給休暇を取れない現状にも抵抗し、
当たり前以上の優遇処置を取り組もうとしています。
しかしこれも運営が成り行き、人員が足りてのことです。
現実問題甘くないことを今年に入って特に感じさせられています。
しかし新たな職員も入り、7月にはかなり充実した形が示せるのではないかと望みを持っています。
 
誕生日からこのような話になってしまいましたが、最後に当法人の自慢をして書き終えたいと思います。
 
法人の理念通り利用さんのケアを向上するには職員が向上心と積極性を持って取り組める
明るい環境が必要です。
それを創り上げるべくメリハリをつけて仕事をしてもらえるために様々な工夫をしています。
 
その一部を紹介します。
冒頭でも申し上げましたが、当法人には誕生月に有給休暇を取ってもらっています。
また就職された当月より有給休暇が取れ、年間でも労働基準法で定められている以上の有給休暇を支給しています。
その他リフレッシュ休暇やパートの皆勤手当などもあります。
また年間の福利厚生費として担当者が計画して忘年会、職員旅行、レクリエーション、さらには歓送迎会なども
施設で予算を組んで使えるようにしています。
 
そんな私にせめて「おめでとう」の言葉位はと職員が感じ伝えてくれる人が増えてきたのであれば嬉しい限りです。
しかし私(理事長)では無く、法人職員一人ひとりが法人を創り上げてくれるようになれば私はそれ以上の喜びはありません。
 
まだ道半ばですが、理想を持って取り組み続ければ近付いてくると信じ前進していきたいと思っています。
 
この場を借りて職員と地域の関係者に感謝申し上げます。

birthdaycake