私の原点

花見シーズンとなりますが、皆様落ち着いて過ごされていますか?
卒業入学や入職、転勤などそれぞれ落ち着かない方も多いのではないでしょうか?

当法人も、地域の為に、利用者さんや職員の為にと様々に取り組んで来ましたが、
落ち着かない日々が続いています。

なかなか人の事は容易ではなく、法人職員、利用者さん、他施設などとの隔たりや、個人的なことまで
生きている以上は全て誰かのお世話になり、迷惑をかけ続けるのであろうと思います。
 
そんな中で先日、トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎をモデルにしたリーダーズテレビドラマを
途中からでしたが、たまたま見ました。
昭和という時代を象徴した作品で、主人公は社長としての鏡であり、信頼関係や仕事の大変さ
そして情熱を感じさせてくれるものでした。
 プレビュー
今の時代、ゆとりのある恵まれた環境が当然である中で、私の原点を思い出させてくれたと思いました。
 
現在、法人として川尻安浦の地域包括ケアシステムを構築しようと乗り出していますが、
このドラマでも国産自家用車が非現実的だった時代に、自動車会社を設立して行くことの大変さが
示されているように、誰もまだ我が身と感じていない中で、このシステムを構築するには壁が高く、
職員にも負担を強いります。
 
しかし少なくとも私だけでも犠牲を払い、このシステムを構築し、
50年先、川尻安浦が残っていることを見据えて取り組みたいと思います。
それが本当の意味の子供たちの為でもあり、自分の為でもあるのだと信じています。
テレビの回し者ではありませんが、是非一度ご覧下さい!

jounetu