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高血圧の漢方について!
ご自身の血圧知っていますか??また、正常な血圧値を知っていますか??
一般に正常な血圧は最高血圧130mmHg~最低血圧85mmHg未満とされています。
また140/90mmHg以上を高血圧とし、治療が必要と考えられます。
40歳以上で多く見られる加齢・遺伝・肥満・食生活などさまざまな要素が絡んで
原因のはっきりしない「本態性高血圧」は血圧が高い他は自覚症状がほとんどなく、
気づかない人もたくさんいます。
高血圧はほうっておくと脳血管障害や心筋梗塞、心臓肥大などの原因になる可能性も
あります。
合併症を起こさないよう早めに治療することが大事です。
まずは自分で血圧を測ってみましょう!
★漢方薬にできること!
漢方には血圧を短時間で劇的に下げる薬はありません!
血圧の高い患者さんの中にはストレスなどによる頭痛・めまい・のぼせ・肩こりなどの
症状を訴えたり、それが原因で血圧のコントロールに支障をきたしている患者さんもいます。
漢方ではそういう自覚症状を改善し、患者さんのQOL(生活の質)を改善することを
目的としています。
① 柴胡加竜骨牡蛎湯 ➡ 不眠や動機を訴え神経過敏になっている人
② 加味逍遙散 ➡ 神経系の症状が強く冷え・のぼせなどの更年期症状のある人
③ 釣藤散 ➡ 起床時に頭痛を訴える人
個人の体質・症状に合わせて処方を使分けていきます。
★暮らしの中の予防法
① 睡眠をよくとりましょう
② 適度な運動により体重をコントロールしましょう
③ 塩分の摂りすぎには注意 1日7g以下にしましょう
④ 果物や生野菜、海藻、小魚をとりましょう
⑤ アルコールは適量に抑えましょう
⑥ たばこは厳禁!!
お困りの患者さんはぜひ、ご相談下さい!
R元.9.8ブログ
9月になり医院は診察室の改装を行い、診察室を2つに増やしました。
第1診察室を主に内科系、第2診察室を主に外科系で使っています。
受付内も手洗い場を除去してスペースを広げ、机の配置などが変わっています。
またRS_Base等システムの導入でエコー、心電図、動脈硬化、血液検査、レントゲンなど
ほとんど全ての検査を一括管理できるようになっています。
10月からは電子カルテが起動し始めます。
慣れるまで数か月はバタバタするものと思います。
患者さんにもご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、
ご理解ご協力いただければ幸いです。
またこれまで第1.3土曜日に診療していただいていた
整形、リハビリ専門の石井先生の外来診療が変更となり、毎週火曜日午前が増えました。
より整形外科診療の質の向上と在宅診療の充実にご協力いただけるものと思います。
地域が少しでも安心でき、いつでも多くの疾患診療に対応できる医院づくりに努めてまいります。
10月からは安浦町限定で試験的に無料送迎を予約制で開始します。
お役立ていただければ幸いです。
その他様々なご要望やご意見などありましたら、当法人ホームページの各施設ごとに設定されています
お問い合わせをご利用いただければと存じます。
夏バテしてませんか??
お盆休みも終わって、少し??涼しくなってきましたが、
最近、体調がすぐれずだるい、食欲がない、胃腸の調子が悪い、下痢をする、体重が落ちる、頭が痛い、
めまいがする・・・。
など夏バテのこんな症状、病気ではないけれど結構、つらいものです。
原因として、食欲減退による栄養不足、冷たい飲み物のとりすぎによる消化機能の低下、
暑さによる睡眠不足、冷房のあたりすぎによる体温の調整不良、発汗によるミネラル・ビタミンの消耗
などによって体力が著しく消耗されたことが考えられます。
とくに暑い室外と冷房で冷えた室内を行き来することで自律神経のバランスが崩れ、
体温調節機能が低下し、
だるさや頭痛、めまいや手足の冷えなどが起こりやすくなります。
漢方薬にできること!!
① 清暑益気湯 ➡ 体がだるく食欲もなく下痢があり夏やせする場合
この薬は体を冷やし、脱水を防ぐ役割のある薬です!
② 補中益気湯 ➡ 胃腸の働きが低下し体力が著しく落ち、寝汗がある場合
とくに手足のだるさがひどい場合にピッタリです!
③ 六君子湯 ➡ 食欲がなく、胃腸が弱く、手足の冷えがある場合
とくに食べたくても食べれない場合
④ 五苓散 ➡ 下痢があり、渇きやすい場合
これから涼しくなる9月にかけて夏バテの症状がでてきます。
漢方薬はさまざまな症状に対応できますので・・・・・
お困りの患者さんはぜひご相談下さい!
R元.8.9ブログ
暑さ大変厳しく、台風なども心配ですが、心身ともに十分ご注意ください。
さてこれまでにもお知らせしましたように、このお盆休みで医院改装を行います。
大きな変更点として診察室が2つになります。
本格稼働は来年と考えておりますが、9月から整形外科、リハビリ科の石井先生が勤務されますので、
火曜日の午前は外科系と内科系でそれぞれ石井先生と山下先生が担当されます。
将来的には毎日、総合的に診られる体制を整えられればと思いますが、
1つの診察室を2つにするので多少、動きなどでご負担をお掛けするかもしれませんが、
ご了承いただければと思います。
次に本格稼働は10月からとなりますが、この盆の期間に電子カルテを導入します。
9月は使用方法など準備段階ですが、電子カルテに合わせてRSベースというシステムを導入し、
患者さんの検査管理などが充実し、結果を見ながら判りやすい説明にもつながるものと思っています。
さらに慣れてくると検査のオーダーなどスムーズになり、患者さんの待ち時間短縮や職員の業務簡素化にもつながります。
しかしながら本格稼働の10月から年内くらいは逆に慣れていないので非効率となる可能性があるため、
ご理解ご協力いただければ幸いです。
最後に改修とは関係ありませんが、10月から安浦町内の送迎を開始します。
詳細は院内掲示や配布資料をご確認いただければと思います。
また送迎開始して不具合など生じることが予測されますので、都度送迎方法が変わる可能性があります。
はじめは利用者さんも少なくできるだけの対応をしていく予定ですが、
利用者が増えると融通ができにくくなる可能性もあります。
送迎継続のためにご理解ご協力をお願いできればと思います。
以上、当院始まって以来の長期盆休みであり、医院改装中であるため急患の受け入れは
出来ませんが、在宅や施設の患者さんの対応は出来ます。
また、これまで通り緊急連絡先への対応を致します。
ご相談などもお受けいたしますのでご利用いただければと思います。
医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹
お腹のぜい肉、やっつけませんか!!
お腹のまわりにたっぷり脂肪がついてスカートやズボンがきつくなったとお悩みの方、
いらっしゃいませんか?
お腹のぜい肉がきになっているのに、食欲旺盛で食べることを我慢できない、抑えられない、
おまけに便秘もあって、イライラするなど、そうなると気分もスッキリしませんよね?
「肥満」には女性に多い皮下脂肪型と男性に多い内臓脂肪型の2つがあります。
皮下脂肪型は下腹部やお尻、太ももなど下半身が太り、内臓脂肪型はウエストや胃のあたりが太ります。
東洋医学では
肥満を皮下脂肪の多い「水太りタイプ」と筋肉質でがっちりした「固太りタイプ」に分けて考えます。
中年以降の太りすぎは、ほうっておくと膝の関節を痛めるだけでなく、
生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、肝臓病、心臓病)を引き起こす傾向が高まり
注意が必要です。
脂肪を減らすには食事療法と運動療法、そして規則正しい生活が大切です。
漢方薬にできることは?
漢方治療では固太りタイプの肥満には防風通聖散を
水太りタイプには防已黄耆湯など症状や知力に応じて使い分けます。
防風通聖散は体力があり便秘がちな人に使われ、皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も燃やし
生活習慣病の発病を防ぐとともに基礎代謝量をアップし消費エネルギーを増やし
ダイエットの手助けをするお薬です。
TVのCMでよくやっているナイシトールはこの防風通聖散なのです!!
防已黄耆湯は色白で汗をかきやすく、疲れやすい水太りタイプに用いられ
膝の腫れや痛みにも効果があります。
脂肪を減らす基本は食事療法と運動療法です!
プラスして上記の漢方薬などを使うことで種々の症状を同時に改善できるというメリットがあります。
お困りの方はぜひ、ご相談ください!