新年度のはじまりです!

 花見、入学式シーズンですが雨がよく降ります。今年は弁当持って花見に出かけられ桜の下でお酒を酌み交わす風景が少ないように思います。
 さて、多くの方々が新体制で新年度を迎えられたのではないでしょうか!?部長が変わった、担任が変わった、制度が変わったなど様々な環境の変化があった方が多いのではないかと思います。
 そうした状況の中で良い緊張感を持って心機一転され、社会のために、会社のために、家族のために、自分のために取り組まれることはとても良い事ですが、逆に変化は不安や誤解を生むこともしばしばあります。
 この不安や誤解がなぜ生じるのか、それは結局、コミュニケーション不足が原因かと思います。会社や上司と普段からコミュニケーションが取れていれば、ある程度会社はスムーズに業務が進むものだと思っています。飲みニケーションを理解できない方も多いですがとても大事な方法だと私は思っています。
 そして会議は、より大切な意思疎通、方向性の確認、最も重要なコミュニケーションの場であると感じます。
 しかしそういった意味の大きい会議にするにはとても様々な工夫が必要であることも事実です。
 春から役職に就き、会議に出るようになった方もいるでしょう。会議には様々な準備が必要でとても普段の現場を抱えながら準備することは容易ではないと思います。
そんな新たな環境の中でストレスを溜め心病んでいくのが、最近はあまり聞きませんが「5月病」です。
 厳しい上司、細かい上司、会社だけでなく家庭や様々な会でストレスを感じられている方もいると思いますが、ちょうど良いのがちょうど良い・・・肩ひじを張らず、変なプライドや立場に捉われず、ありのままの姿で自分らしく進んでいかれればと思います。
 sakuranoki

 

 

 












追伸:カープ始まったばかりです!頑張れ!

			

介護現場

  4月には介護保険改定があり、特に通所事業は大変厳しい状況になります。
 これまでに何度もケアビレッジたつきのことを取り上げてきましたが、開設して1年が過ぎ今からと言う時にとても厳しい状況です。
 そんな中で試算をし削れるところは削り、第3者にもさまざまな協力を得て理念に基づいた施設の構築を目指して取り組んでいます。
 その一つとして私も初めて施設に泊まりました。したことのないことを積極的に取り組むことは好きな方ですから往診だけでなく、これからもしばしばケアビレッジたつきに顔を出していこうと思っています。
 そうした中で様々な発見や気付きがあります。ハード面などの問題も気付くことがあります。
 職員が器用に作った作品、私には小さいマッサージチェアー、いたる所に貼られている利用者さんや職員の笑顔の写真、煩雑なデスクの上、朝になると不穏になる入居者さん、7時前から出てくる早番の職員、遅くまで夕食が取れず暗い中で夜食を食べる職員、暖房が利きにくい休憩室、なぜか勤務でないのに止まっている職員の車、映し出されるモニターの画像、夜勤の大変さとゆとりのギャップ、朝のバタバタなどなど…

 そんな中で私服の私を見て多くの入居者さんが私を誰か判ってもらったことは嬉しかったです。
 なかなか日中は往診以外で行けませんが、つばきが開設して5年目、たつきも2年目、いつかは風呂に入ってやろうと思っていましたが、未だ実現したことがありません。
 職員には不安を与えながらも、希望を持って取り組んでくれている現場を感じることが出来ています。
 理想を現実にするために自分のできることを前向きに、積極的に取り組みたいと思います。そして今年の忘年会では明るい未来とより良い施設づくりに希望を膨らませた職員たちと共に忘年会で未来、夢を語り合えればと願っています。
 そのためにも今日一日を大切に生きて行きたいと思います。
 日記みたいな文章になりましたが、職員に何か伝わればと思います。
 私も皆もそれぞれを見守り助け合っていければと思います。

diary.fw

出稽古

先日再び安浦支所の隣の武道場へ行きました。
川尻中学校の体育館が卒業式で使えないため安浦一心館に出稽古に子供たちが行きました。
私も診療が終わりすぐに出てちょうど練習開始に間に合いましたが、行ってみると県内最大の大会で3連覇した黒瀬道場も来ていました。
子供だけで総勢50人は超える大勢の剣士が集まりました。
安浦がどんどん身近な場所になりつつあります。
安浦の事業を少しでも早く軌道に乗せ、微力ながら安浦の活性化と地域協力が出来るよう組織を成熟させられればと思います。
しかし人を雇い、 共に育っていくことは極めて難しい事だと感じます。
一緒に頑張ってくれた仲間と共に、理念に沿った理想の施設を作り上げ達成感を感じられる日が来ることを願っております。
kendou.fw

平成27年 年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
たつき新聞では新年のご挨拶を申し上げておりますが、あらためてブログでも新年のご挨拶をさせていただきます。
「ケアビレッジたつき」を設立し、ある意味当法人は年中無休となりました。
既存の医院とデイサービスセンターつばき、そしてケアビレッジたつきのデイサービスセンターすみれの外来通所部門は1月5日より始業しております。
例年の如く、正月の間は処置や注射の方で数日外来を開け対応し、施設の往診などもあり正月が終わりました。
父を継承し医院へ帰ってきたころから、私は総合病院の研修や非常勤医師として現在も勤務しているため他院ほど外来枠を設けておりません。
最近では午前外来、午後往診、早朝や夜間診療なども特に都心では見受けられますが、当院も徐々に変化をしてまいりました。
昨年春より小林先生が水曜日に勤務していただくようになり、往診や医師会活動に時間を取れるようになりました。
また昔から伊藤先生が木曜日午後診療しに来て下さるので、分担し、時にはどちらかが緊急検査や往診対応をすることも可能です。
現在、火曜日午後を往診日とし川尻・安浦の在宅患者さん、そしてケアビレッジたつきを回っています。
安芸津風早の施設には水曜日午前中に往診に行かせていただいています。
その他、月曜日金曜日などにも在宅患者さんのお宅に定期的に往診をしています。
国が推し進める入院から在宅医療へのシフトは今後増加する見通しですし、医院(医師)としてはフットワークを軽くしないと地域のニーズに応えられないものと感じています。
今後の地域医療に大きな弊害となるのはマンパワー不足、医師や看護師、介護士など様々な職種において職員の確保は大きな課題となります。
地域包括は、川尻・安浦がひとくくりになっていますが、審査会や保健・学校活動など町毎に行われているのが現状です。
私はかねてから医師会など事あるごとに高齢者増加よりも就労人口の減少が大きな課題であることを言ってきました。
これを根本的に解消する方法はありませんが、少しでも解消する方法として考えられることは各組織の連携、外国人の導入を推し進めるしかないと思っています。
まずは、この地域で言えば川尻安浦が強く連携すること、近年分裂する組織が多い中で合併をしていくことも重要と考えています。
また一つひとつの業務のスリム化、これまでにも対策されてきていますが、介護保険更新の期間延長、利用見込みの無い介護保険申請の自粛、各種書類の統一化など考えればいろいろあります。
当法人内でもその取り組みをしていくことは当然ですが、法人内にこだわらず広い視点、大きな器で地域に貢献できる姿勢が大事だと思います。
その気持ちを忘れることなく今年も一年取り組みたいと思っていますが、口で言うほどたやすいものはありません。
現実、昨年は想定以上に施設の運営や体制構築に苦労しました。今年立てなおさなければこのような理想は述べておれません。
職員一人ひとりの創意工夫、団結力がなければ成し得ない現実だと思います。
この形を今年作り上げることが当法人の進む道です。それが当法人の理念です。
忘年会でも新年互礼会でも全職員に伝えました。
この形を成し得なければ、この法人は終わる覚悟を持って理事長として取り組むので協力をお願いしたいと・・・
地域の皆様、関係各所の皆様におかれましては今年一年、温かくもあり厳しい目で法人を育てていただければと存じます。
今年一年どうぞよろしくお願いします。
医療法人社団たつき会 菅田医院
菅田 宗樹

今年もあと半月…

12月になりとても寒くなってきました。全国的にはインフルエンザが流行しているようですが、まだ呉、川尻、安浦では流行しているというほどではないようですが、冬休み前には多少流行するものと思いますのでお気を付けください。

さて、今回は12月13日のことを書いてみようと思います。

午前中は診療を行い、お昼からは職員の面談、忘年会の準備、夕方には子供の剣道級審査があり安浦の武道場に初めて行きました。

安浦支所の隣にあり、わずかな時間ではありましたが道場に入り、見学しました。 安浦の道場は剣道が主に使っているようで川尻にはありませんので恵まれていると感じました。

最近、夜に安浦のお食事処にも時々行くことがありましたが、「安浦には食事だけでなく、色々な環境が整っている」と感じます(住んでいないので良く見えるのかなぁ!?)

川尻の支所も移転しきれいになりましたが、安浦の支所の方が広々としているように思います。

話がそれましたが、剣道の後、急ぎ足で医院に帰り法人の忘年会がありました。ケアビレッジたつきが開設して初めての忘年会で60名あまりの職員が参加しました。

出だしから職員が挨拶に来てくれて、食べる前にビール腹になり、回りが早かったように思いますが、その中で実行委員がビンゴ、私が出し物、職員がクイズを行い、とても盛り上がり楽しんでくれたのではないかと思います。

二次会は個々思いの通りに行ったり、帰ったりしましたが、医院にも10名程度寄り、いろいろと話をしました。私は途中眠たくなりダウンしましたが、皆何時までやったのか?朝起きたら何人か院内で寝ていたようです。

施設は人員や利用者さんいろいろなことで順調とは言えませんが、この忘年会で職員に法人の理念、方向性を伝え、ある程度共感してくれたのではないかと思います。

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悪いことは忘れ、良い事は今後に活かし、来年につなげていければと思います。

介護施設を始めようとした時と現在(現実)では、私が想定した状況と大きな隔たりがありますが、その状況にもう一度近付けるように努力したいと思います。

そのためには職員は元より、地域の方々や介護関係者にも応援していただける法人にならなければと思います。

 今年もあと半月となり、みなさま、仕事や家庭などで大変でしょうが、体に気を付けてがんばってください。

街に活気が出るように-

11月16日(日)、「川尻元気まつり」「呉市医学会」がありました。

「川尻元気まつり」は年々参加者、来場者が増えているように思います。

安浦でも同じような祭りがされていると思いますが、行ったことがありません。

各地の町おこしでいろいろな取り組みがされ活気づくことはとても良い事と思います。

これらの行事には当然、多くの人々の知恵や行動があって成り立つことです。

行政や各団体、支えておられる方々に敬意を表します。

「呉市医学会」は数年発表しておりませんでしたが、今年から医師会執行部理事として呉市医師会病院担当となり、大腸肛門病センター、地域包括ケア病棟の開設もあり、さらに所属する褥創チームに皮膚・排泄ケア認定看護師が加わり、宣伝を兼ねて発表しました。

今年の参加者は少なかったように思います。色々と執行部や学術委員で参加者が増える取り組みをしているのですが・・・

成果は見られません。 

皆さん色々な意味で忙しくなられなかなか目が向かない、行動に移せない現実があるのだろうと思います。

そして、これからもっと難しい時代が来るのだろうと思います。

 

そんな中で少しでも街に活気が出ればと願います。

そして高齢者が少しでも安らぎの場として当法人を利用され、職員に取っても地域にとっても必要とされる法人に発展していきたいと言うだけでなく、実行していくよう取り組みを続けていきたいと思います。

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大切な仲間とともに…

同級生、友達、仲間など皆さんには沢山いますか?

何かの時に助けてくれるのも周囲の人たちであることは少なくないと思います。

苦しい時、忙しい時、行き詰った時、困った時・・・

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この度、クラブ活動を共にした同級生が当法人に就職しました。

私がお願いして来ていただきましたが、上下町から半単身赴任状態で来てくれました。

現事務長も私と仕事をしたいと10年ほど前に来てくれて今でも久井町から通われています。

以前に書いたことがあると思いますが、医師として職員や医療関係者が掛かってくれることは医師としての評価をいただけていると大変嬉しく思います。

そしてこの度のように私の元に人が集まってくれることは私の人間性を認めてくれているのかと感じます。 

普段から誰かのために生きているといつか困った時には助けてもらえる。

一生懸命生きていれば何かの時に手伝ってくれる。

と言うことをしみじみと身に感じています。

私は元々介護関係には詳しくもなければ、取り組むつもりもありませんでした。

事務長が介護事業をしたいと始めたわけですが、するからにはどこにでもある介護施設をする気はないと、心に誓い取り組んで来ました。

しかし世の中は甘くはありません。職員を集めること、向上心と積極性を持って取り組んでもらう事、良かれと思い判断したことも全員が同じ思いではないこともしばしばあります。

それでも職員には伝え続けていくしかないと思っています。一人でも多くの職員が当法人の理念を共感し、歩んでくれるように取り組みを進めていかなければなりません。

ケアビレッジたつきも開設し、半年が過ぎ、道半ばです。

これから利用者さんが安心、安全に生活され、心のオアシスになるように、そして職員は明るく楽しく仕事をし、自分の仕事に誇りを持てるような施設に発展して行けれ ばと思います。

その協力者として同級生が来てくれました。

管理者達の益々の協力を得ながら共に歩んでいけることを楽しく感じながら当法人の未来に希望を感じています

日本シリーズ

阪神タイガースとソフトバンクホークスの対戦が決まりました。

息子にどっちを応援するか聞かれた時にダイエーと阪神なら阪神と言いました。

息子が少し戸惑っているのを見て気付きました。ダイエーでは無かったと・・・( ̄ー ̄;

そしてすぐにソフトバンクが出てきませんでした。

私は阪神を応援します。巨人なら違いますが、その他であればセリーグを応援します。

来年こそは広島東洋カープが日本シリーズにリーグ優勝と共に制覇し日本一に輝くことを願っております。カープ.fw

 最後に話は変わりますが、呉市内で焼山と長浜、広でインフルエンザが出ているようです。

川尻には広から入ってくることが多いですし、安浦は焼山、黒瀬から入ってくることが多いです。

今年は早い流行になるのか?毎年違って予測しにくいです。

皆さんお気を付けください。

地球のふしぎ━皆既月食

月食がありましたが皆さん見られましたか?

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私は医師会で見ましたがこんなに宇宙は広いのに色々な現象が起こるものだと不思議に思います。

広大な宇宙の中で軌道があると言えども太陽と地球と月が直線的な位置にならなければ起こらない現象です。

素人らしく素人のようなことを述べますが、地球と太陽に対して月が垂直の軌道で動いていればこの現象は起こり得ません。

太陽系も銀河系も宇宙の中で大体同じ平面上に軌道を描くようになっているようですのでこのような現象が起こるのでしょう。

宇宙とは本当に不思議なものです。子供のころに宇宙はどこまで広がっているのか考えたことがありますが・・・勿論答えは導き出せません。

宇宙は無限なのでしょうか?考えれば考えるほどパニックになりそうです。

少し話題を変えて天気について最後に述べさせていただきます。

先日も台風が通り過ぎましたが、また次が来ているようです。

地球上に生きている以上、自然災害はどんなに対策しても避けて通れないと思います。

もしかしたら将来台風を発生させない、軌道を変える、天気を調節できるなど可能になるのかもしれませんが、きっと地球の自然、気候などは地球が存続するために自然に発生するものではないかと感じます。晴れれば日の恵、雨が降れば水の恵、曇れば日陰の恵と、考えようです。

最近また空を眺めることが減ってきました。ゆっくり雲の流れや星など見てみたいものですが、しばらく無理そうです。

バカな天文学者のようなことを書いてしまいました。何かお気付きの点などございましたら教えてください。

096269

患者さん転院

079239私は父を継承して間もなく10年以上慢性疾患など継続して治療や検査が必要なのに受診が中断している方に手紙をおくらさせていただいております。

きれいごとを申し上げるつもりはありませんが、自己判断で中止され自己管理が出来ていない方、そして最も大きな理由は他院へ転院された方に情報提供、すなわち当院での治療や検査の経過を転院先にしらせる紹介状を書くことが主な理由です。

当然ながら当院へ他院から掛かられるときは情報提供を原則求めます。転院して情報が無ければふりだしで最初から検査をしなければならないこと、経過が判らなければこちらの判断も難しく、誤診や判断の遅れをまねき患者さん本人に不利益が生じることをお伝えしています。

なかなか患者さん側からすれば自分から掛かっていた先生に変わることを伝えるのは難しい事だということは判っているのですが、医師としての立場からすれば、医院の改善すべきこと、改善しようがないこと、患者さんの都合、理由は様々でそれを教えていただければ謙虚に受け止め改善できることはすぐに行う、そして患者さんのために他院に行かれても安心して掛かってもらえるように情報提供することが大切だと思っています。

最近の患者さんは昔に比べ受診回数が少なく、顔と名前がなかなか一致しないことが増え、信頼関係が出来ているとは言えない状況を感じます。そうなると事故の危険性も高まり、我々医療者はさらに注意し対応しなければなりません。本当に田舎であれば受診していなくても地域の人は皆知っていると言った状況もあるのでしょうが、コミニケーションが希薄化する中でなかなか難しいと感じます。

我々医療介護者は自分たちのためでなく、患者さんや利用者さんのために当たり前のことを当たり前に目配り気配り心配りしていくことが使命だと思いますし、常に当たり前に出来ているか自問自答し気付くことが大切だと思います。

人のために仕事が出来る喜びを患者さんや周囲の皆さんに教えていただきながら苦労はいろいろとありますが続けていかなければと思います。