新型コロナウイルスワクチンが国内に入りはじめ、コロナ感染症数も全国的に減少しており、
少し安堵している方が増えているのが現状かと思います。
しかし、国内を見るとオリンピック問題やワクチン接種関連、
さらには花粉症で困っている方もいらっしゃるでしょう。
そんな中で今回は、今後のコロナ対応について述べてみたいと思います。
よく聞かれるのが、ワクチンはいつ打てるのか?どこで打てるのか?
そして打ったらマスクはしなくて良いのか?などです。
順調にいけば現在メディアなどが言われるような時期に接種できるのだろうと思いますが、
ワクチンが順調に入ってくるか、実施する中で場所や接種に関係する医療材料など
問題が生じないか、そして優先順位などちゃんと守られるかなどで様々な理由により、
基本的には遅れる可能性の方が高いと思います。
接種できる場所は、地域での集団接種と手を挙げられた医療機関で行われるようになると
思いますが、ワクチンの管理や流通などでどうなるかは今のところ不透明です。
ワクチン接種後の対応としては、基本的には現状と変わらないと思います。
少なくともある程度の国民・地域の方々が接種をされるまでは、
予防の徹底は続けることになると思います。
その理由としてひとつは、ワクチン接種したことでマスクをしないとなると
周囲の方に妬まれたり、接種していないことを攻撃される可能性があること、
そしてもう一つの理由は接種したことで感染しても無症状で経過し、
他の人にうつす可能性があるからです。
順調にいって夏場、オリンピックに効果が期待できれば理想だろうとは思いますが、
沢山の試練があるのだろうと推測します。
いずれにしても一部の都府県は緊急事態宣言下です。
緊急事態宣言の解除は時間の問題のように思いますが
GO TO再開などまた同じ失敗をしないこと、
そして第4波をワクチン接種のめどが立つまでに起こさないことが大切です。
今こうして第3波が終息しつつある中でワクチン接種が開始できることは、
接種時のリスクが激減しますので接種が順調に進みやすくなります。
これがまた国民全体に接種ができる状況になった時に第4波が来ていれば
接種環境を厳重に対策しなければならずスピードが落ちる原因になると思います。
一部メディアでは緊急事態宣言に協力しない方がいる報道がされていますが、
発症者が減ってきている事を考えると大半の方々が協力、自粛している結果かと思います。
これまでの経験を活かして国政も経済も国民一人ひとりも少しずつブレーキをゆるめ、
ワクチンがある程度行き渡ってからアクセルをゆっくりと踏んでいくのがよいと私は思います。
私がよく言う『丁度良いのが丁度良い』で、
夏に終息のめどが立ち、感染対策を徹底してオリンピックが開催でき、
秋には世界でコロナ禍を終息させることができ、
そして年末にアクセル全開できるのが私の夢であり理想です。
そのために一人ひとりの国民は勿論、マスコミも不安をあおるのではなく国を整え、
成長させる役割を担っていただき、
それらをしっかり活かした国政を国会議員や各省庁が私利私欲でなく
必死で取り組んでくれることかと思います。
以上、私が知りうる内容と私見です。間違いや違う見解の方もいると思いますし、
強制や決めつけているわけではありませんのでご理解ください。
医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹