花粉症について

花粉症の方にはツライ季節がやってきました。

今年は昨年に比べて花粉の飛散量も多いと言われています。
また、今週くらいから飛散量が多くなるとニュースでもやっていました。
ひどい症状で日常生活に支障をきたすことも少なくないので、
花粉症に悩まされる方は早めの治療を心掛けましょう!!

治療の基本は薬物治療(点眼薬、点鼻薬、抗ヒスタミン剤他)です。
もちろん、アレルギーの原因を身の回りから取り除くことも大事です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりは花粉症の三大症状とするアレルギー性鼻炎には、
ハウスダスト、ダニなどによりいつも症状のある通年性のものと、
花粉の飛散する時期だけ症状のある季節性のものがあります。
 
★よく処方されている漢方薬についてご紹介します!!
 
①   最も頻用されているのは小青竜湯です。
    特徴は花粉症の三大症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりに対して科学的にも有用性が
    報告されています。漢方薬の大きな特徴は眠気なる成分が入っていないので
    快適な日常生活の維持を重視した治療と言えます。
    今のシーズンは受験だったり、また常時、車の運転をする仕事の人などは
    眠気のない漢方治療はひとつの選択肢です。
 
②   葛根湯加川芎辛夷は鼻閉の強い場合に効果を発揮します。
 
③   麻黄附子細辛湯は冷えると鼻水がだらだら出る場合(お風呂に入って温まると調子がいい人)
    に効果を発揮します。
 
花粉症に使われる漢方薬には眠気を誘発する成分は入っていません!

漢方薬は患者さんの体質、症状に合わせた漢方薬が処方されます。

花粉症でお困りの患者さんは是非、ご相談ください!!

kafunkanpou