R4.2.20ブログ

まん延防止等重点措置が続く中、新型コロナワクチン3回目接種が進み始めていますが、
職場や家族など、身近なところでコロナ感染症は多発しているものと思います。

現在当法人では直近1週間の人口10万人あたりの感染者数で
法人指針を作成し対応しておりますが、
このたびまん延防止等重点措置を解除した県などの感染者数は
以前と比較してもまだまだ非常に多く、緊急事態宣言時と同等以上の数字となっております。
当然に医療ひっ迫具合など感染者数だけで判断していないので
それはそれで理解できるのですが、我々施設を運営する側としてはそうはいきません。

ひとたび高齢者施設に新型コロナウイルス感染症が入れば、
たとえ軽症で済んだとしても、クラスターを引き起こし
他の利用者さんの重症化の恐れや職員確保などの問題が生じます。

重症化しにくいと言えど感染力は強いので
これまで以上の制限をかけなければなりません。

特に入居施設に入ってしまうと対応がとても難しく、
数日の問題だけではなく月単位の問題となり、
入居者さんやそのご家族にも多大なる心配をおかけすることになります。

まだまだ発症者数が多い状況の中、広島県もまん延防止等重点措置を
3月くらいには解除していくことが予測されますが、
面会などの制限を緩めるわけにはいきません。

大変心苦しく職員一同心を痛めているのですが、
引き続きご理解とご協力をお願いできればと存じます。


医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹


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