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頭痛に使おう!漢方薬
ゴールデンウィークも終わり、だんだんと夏の季節の気配を感じられる暖かさとなってきましたね。
5月~6月にかけては季節の変わり目と言われ、特に頭痛を引き起こしやすい季節です。
ですので、今回は日常的に起こしやすい頭痛に対しての漢方治療について紹介します。
まず頭痛のタイプは、下図のように片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛に分けられます。
特に日常診療の中で多いタイプは片頭痛と緊張型頭痛です。
片頭痛の代表は呉茱萸湯です。緊張型頭痛の代表は釣藤散です。
また梅雨時、雨降り前に頭痛がする場合には五苓散に効果があります。
頭痛の原因を明らかにし、患者さん一人一人の症状やタイプ(証)によって合う漢方薬がありますから、
是非相談してみて下さいね。
運動会シーズン
少し違和感はありますが運動会シーズンになっています。
運動会と言えば10月でしたが、最近は5月に行う学校が増えています。
先日、中学2年になる長男の運動会(体育祭)を午後だけですが行ってきました。
長男は私に似ず?小柄なので騎馬の上に乗ることが多く、次男・三男も同様に小柄です。
小学校は午前中だけのところがほとんどのようで、子供の数も減り寂しい感じがします。
小学校の運動会も控えておりますが、子供にとっては記憶に残る、大事な行事だと思います。
親にとっても同様で子育て真っ盛りの方も終わった方もそれぞれに思い出があるのではないでしょうか!?
暑さも時折厳しくなってきました。
熱中症対策も準備が必要です。
春の体調不良
4月も半ばに入り、どんどん過ごしやすい気候になってきましたね。
春は入学式、入社式、新しい部署に配属されたりなどと、新しい環境が訪れる季節です。
そしてあと2週間もすればゴールデンウィークがやってきますね。
春は楽しいことが沢山ある季節なので、春が好きな方も多いのではないでしょうか。
しかしその反面、疲れが出やすく体調を崩してしまうことも多々あります。 世間ではゴールデンウィーク期間周辺で見られる倦怠感などの症状を“5月病”といいますが、 実は4月はウキウキした気分で過ごすことが多い分、 気づかないうちにストレスを溜め込んでしまう場合が多いのです。 その反動として“5月病”に陥りやすくなってしまいます。 ゴールデンウィークを存分に楽しむためにも、4月のストレスは4月のうちに解消しておきましょう!
気温が上がり始めると虚証の方は身体がついていかず全身倦怠感を訴えられることが多くあります。
漢方薬には“補気”という、元気をつけ、体力を補う作用をもつ薬があります。
その代表例が補中益気湯です。
この漢方薬は胃腸機能低下の改善や、免疫力を高めることから風邪の予防にも使われたりしています。
また、この時期に急にみられるイライラ感・食欲不振の場合にも有効なことがあります。
人参、甘草、蒼朮
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食欲を改善する(それによって筋力や身体機能低下を回復する)
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人参、黄耆、当帰
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身体全体を元気にする
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柴胡、升麻、黄耆
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気を持ち上げ、活力や緊張を回復する
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似た処方として、十全大補湯、清暑益気湯、人参養栄湯などもあり、以下のように使い分けられています。
・十全大補湯:顔色が悪く、貧血傾向がある場合
・清暑益気湯:脱水を起こしやすく、夏バテの症状がある場合
・人参養栄湯:貧血傾向に加えて、不安や咳嗽がある場合
処方名からも、元気をつけるようなイメージがあるなとお分かりいただけると思います。
すこし疲れているなと感じたら、是非試してみてください。
桜も葉桜と変わり
桜も葉桜と変わり、社会では新年度となり動きが出始めているのではないでしょうか!?
当法人は5月が年度末となりますが、この時期職員旅行が恒例となっております。
職員間のコミュニケーションを大事にしたいとの思いから法人レクリエーション、
福利厚生を充実させてきましたが、
どんなに環境を整えても職員一人ひとりの意識が全てと言っても過言ではありません。
私もこれまでPTAの役員や医師会の理事、その他様々な組織で役員をさせていただきましたが、
役割分担しそれぞれが役割を果たし、連携が取れ楽しく取り組めるように意識してきました。
今回医師会の理事を降りることで何人かの人に意見や思いを聞かせていただきました。
2期4年、振り返ってみると様々なことがありましたが、不完全燃焼であったと
言わざるを得ません。
しかし多くのことを学び、色々な視点で考えることを気付き、我慢することを
身に付けられたように思います。
これは法人の理事長としても同じことが言えると思います。
ケアビレッジたつきが開設し2年が過ぎ多くの職員と共に前進する中で想定外、非常識など
苦難が沢山ありましたが、
嬉しい事、明るいニュースもあり、同志が増えてきたことで希望を持つことも出来ました。
これから先も良い事ばかりではないでしょうが、しっかりと見失わず取り組みを進めて
行ければと思います。
地域の方々には安心して医療と介護が受けていただけるように広い視野を持って取り組んで
いきたいと思います。
今後ともご支援ご協力お願いします。