R4.2.6ブログ

突然ですが、貴方にとって大事なものはなんですか?

人・物・金など様々にあると思います。

その他、思い出や実績、立場などもあるかもしれません。

コロナ禍でこうしたことを様々に考えます。

貴方は前向きに生きていますか?
コロナ禍ではただの感染症の問題だけでなく、人々の意識までも変えてしまい
中々前向きになれないのでしょうか!?

物事を前向きに考えていれば、良いアイデアが生まれ、
的確な判断が出来良い結果を導き出せる可能性が高まると思います。
しかし後ろ向きでは良いアイデアが生まれず、判断も迷い、
良い結果も出せないということも増えてくるのではないでしょうか!?

大事な人、大事な物、大事な金を失った時に人は後ろ向きになり、
得た時には前向きになるのかもしれません。

人には出会いがあれば別れもあります。
物は買ったり貰ったり、壊れたり無くしたりします。
金は稼いだり使ったり、当たったり外れたりします。

コロナ禍では平穏な日常と比べると、別れや失うものが増えるように思います。
ですが、無駄な出会いや物・金は無いと思います。

今生活に困窮している方、仕事が思うようにできない環境の方、
家族が大変な状況やご自身が病で苦しんでいる方など様々だと思いますが、
誰にでも必ず春は訪れます。

大事なものを思い浮かべ、それらを大事にしてください。
そして何事にも前向きに取り組んでいきましょう!

医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹

taisetu

R4.1.24ブログ

依然として新型コロナウイルスが猛威を振るう中、最前線で治療をされている
医療関係者並びに保健所職員の皆様に心から敬意を表します。

また、日々の生活や業務に苦慮されている方々、
共に助け合いながら乗り越えていきましょう。
先日の当法人職員のコロナ感染で、ご心配、ご迷惑をおかけしたことを
この場をお借りしましてお詫び申し上げます。
まだまだ油断できない状況です。
完全に防ぎ切ることは難しい状況ではありますが、適切に対応していくように
努力してまいります。

医院の方でも細々と風邪や発熱症状の方々の診療を行わさせて頂いておりますが、
抗原検査キット等も品不足となり、十分な対応が難しい状況です。
さらにコロナワクチン3回目接種も始まります。
感染対策などこれまで以上に注意して取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

さて、今回は「敵と味方」について述べてみたいと思います。
少しシビアな話にもなりますが、実は「敵」という言葉はなんとなく馴染むのですが、
「味方」という言葉がどうも馴染まないことからテーマに取り上げました。
いつもながらに学も文才もない私の勝手な解釈にお付き合いください。

味方は「身方」や「御方」とも書くようですが、一般的には「味方」を使います。
かなり話がそれますが、コロナ禍で多くの方が楽しみを失い、
出歩かないので食に楽しみを見出している方も多いのではないでしょうか?
食べるばかりで太ったという方も少なくないようです。
美味しいものには人が集う、これが私にとっての「味方」にピッタリあう解釈です。
こう考えると「味方」は大したものではないとも感じます。
「味方」は美味しいものを一緒に食べた仲くらいに考えれば、
「今日の味方は明日の敵」は十分成り立つのかなと思います。

しかし腹ペコなら「昨日の敵は今日の味方」もありえるなと思いました。

幼稚な内容で何が言いたいのだとそろそろ叱られそうですが、
人は簡単にその時の気分や自己の状態で対応が変わると思います。
戦国時代にも敵味方、裏切りなど様々だったと思いますし、
現代では利益が絡むと醜い争いが始まったりします。
またコロナ禍でストレスを溜めておられる方も少なくなく、
これまで我慢できたり、気にならなかったことでも気になったり腹を立てたりするように
なります。

そんな現実を見ていると嫌になることもあるでしょう。

ただ貴方だけが不幸せなわけではありません。
逆に貴方だけが幸せなわけでもありません。

誰かと比較したり、今までの自分と比較するから不公平感を感じるのです。
比較するから自分の中に敵や味方が作られるのです。

そこで私からのお願いと提案です。
自分自身が好きなこと、自分自身がすべきこと、自分の役割を振り返って
取り組んでみてください。
比較するのではなく、そうやって生きていれば
自然と寄ってくる人は増え、敵を自分の中で作ることはありません。

最後に一言、悔いのない今を活きていきましょう!
この言葉を自分自身に言い聞かせたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹

ouen

女性の漢方薬について!

最近はCMでもよく目にしますが、
漢方薬で婦人薬と検索すれば「命の母」、「ルビーナ」、「中将湯」などが出てきます。

本来漢方薬とは、江戸時代に入ってきた医学を蘭方と呼んだことに対して、
従来からある伝統医学を漢方と呼んだことに始まります。
代表的な漢方婦人薬には、
当帰(とうき)(しゃく)薬散(やくさん)(23)、加味逍(かみしょう)遙散(ようさん)(24)桂枝茯苓(けいしぶくりょう)(がん)(25)などがありますが、
およそ2千年前からある薬です。
有名な「命の母」は当帰芍薬散をメインに桂枝茯苓丸と加味逍(かみしょう)遙散(ようさん)(24)を合わせて
考えられた処方で、今は小林製薬が販売しています。
アリナミン製薬の「ルビーナ」は、漢方処方「連珠飲(れんじゅいん)」に由来した漢方薬です。

「連珠飲(れんじゅいん)」は、江戸時代に日本で生まれた漢方処方ですがエキス剤にはありません。

血のめぐりを良くして体を温める“四物(しもつ)(とう)(71)”と、
水分代謝や乱れた自律神経のはたらきを整える“苓桂朮甘(りょうけいじゅつかん)(とう)(39)”の
2つの漢方処方を組み合わせたものです。

ツムラの「中将(ちゅうじょう)(とう)」は創業家に代々伝わる家伝薬だそうですが、
これに漢方薬で一番近いものは何かというと、女神散(にょしんさん)(71)と四物湯の合方だそうです。

このように分解すると現代の婦人薬も理解し易くなります。

ただし、漢方薬の特性について考えてみますと、シンプルなものほどシャープということになります。
色々混ぜれば良いってものではありません。

上手に貴方に合う漢方薬を見つけていって下さい。



【代表的な女性のための漢方薬】
 
【実証⇒虚証】順に、(月経異常、更年期などに用いられる漢方薬)
  61桃核承気湯(便秘)~桂枝茯苓丸より更に症状が強く、便秘があるのが特徴
  25桂枝茯苓丸(駆瘀血剤の代表)~のぼせ、赤ら顔、肩こり
  24加味逍遙散(精神神経症状)~不眠、イライラなどの精神的な症状が特徴
  106温経湯(末梢循環障害)~口唇の乾燥、手掌のほてり・湿疹、しもやけ、冷え症
  23当帰芍薬散(血虚と水毒)~手足の冷え、顔色が青白い、めまい、浮腫

joseikannpou


R4.1.9ブログ

年末までは何故コロナ感染者が増えないのか不思議であり、
このまま抑え込めるのかと期待したのも束の間、
オミクロン変異株の出現で大変なことになっております。

今回の変異株は感染力の強さと速さが特徴となっているようで、
簡単には回避できそうになく、
急激な増加に多くの国民の気持ちがついて行けていない状況ではないでしょうか!?

これまで大丈夫だったから、これまで通りにしていれば大丈夫が通用しない状況になりそうです。

飲食の機会を避けるのは当然として、職場や学校など集団生活が行えない状況になることが
予測されます。

校医をしている学校には、始業早々に児童保護者に罹患者が出ることを想定し
できる準備を行っておくよう、またこれまで以上の感染対策が必要であることを
お伝えしましたが、情けないことに具体的なことを示せない状況でした。

当法人内でも医院では1月4日から感染対策の徹底、玄関対応や受診抑制などを強化し、
施設では面会禁止など緊急事態宣言下と同様の対応にすることを決めました。

これからまだまだ感染者数は増加するものと思われます。

医院の診療体制や感染症対策など、中期的な対応をしていかなければならないかと
思っております。

患者さんや医療介護関係者には大変なご不便やお手間を取らせますが、
ご理解ご協力の上、皆様の感染回避を願っております。

上記の状況を受け1月8日現在、当法人で行っている主な取り組みをお伝えします。

またコロナワクチン接種についても随時、情報提供していきますのご確認ください。
 
職員
 1.職場や生活の場面で行動自粛。原則会議はリモート。
      朝礼なども中止し、人が集う機会を極力減らし、施設間移動も原則禁止
 2.サービスなど距離が保てない場合など、感染リスクが高い場合は
      フェイスシールドや防護衣など着用して対応
 
法人対応
 1.面会禁止しリモート対応のみ
 2.県外からの受診は入室制限
 3.期間に余裕がある健診やワクチン接種などは延期
 4.長期処方増加や必要度の高い検査以外は延期、電気治療も減少・休止など受診抑制
 5.診療体制変更あり
   外来  菅田院長・伊藤医師・小林医師
   在宅  石井医師【外来予約可】・杉本医師

wakutinjouhou

R3.12.28ブログ

本年もコロナ禍ではありましたが多くの方々にお世話になり、感謝申し上げます。

皆様方が健康で希望を持って新年を迎えられますことを心から願います。

さて、新型コロナワクチン追加接種も新年より始まりそうです。
当院ではそれまでの間、インフルエンザワクチン予防接種を行います。
(現在ワクチンの在庫はありますが無くなり次第終了します。)
また前倒し接種など決まってきておりますので
当院ホームページやメディアの情報をご確認ください。
気忙しい年末年始となりますが、くれぐれもご自愛いただき、
新年には元気でお会いできることを楽しみにしております。


医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹

arigatou

かぜは万病の元!しっかり治しましょう!!

冬の寒さがやってきました。

まだまだ、かぜ・インフルエンザが流行っているというニュースは聞きませんね!
コロナの影響でみなさんが手洗い・うがい・マスク着用をしていることがいいのかもしれません。

今回はかぜの漢方治療についてお話します。
顔が青白く、ぞくぞく寒気を感じるかぜと、
熱が出て汗をかき、顔が赤く、ぼーっとするかぜ。

「かぜ」と言っても、さまざまで症状もくしゃみ、鼻水、咳、喉が痛い、腹痛や下痢など
いろいろです。
かぜの原因のほとんどはウイルス感染です。
疲れなどちょっとした体調の崩れをきっかけにかぜを引くことが多いです。
 
かぜはひき始めから数日経過して、こじれてくると症状も変化していきます。
1週間以上たっても、微熱、咳、寝汗、食欲がないなどの症状が続く場合は、
こじれて長引いた証拠なのです。
 
かぜの治療は西洋薬では解熱剤(熱を下げる)、咳を抑えるなどの対症療法が主ですが

漢方薬では、本来もっている免疫力・抵抗力を高めてかぜを治すことに
重点をおいています。
 
漢方薬での治療は病気(かぜ)の時期に応じて処方するのがポイントです。

★ひき始めの漢方薬
 葛根湯 寒気・悪寒・発熱・汗をかいていない
 麻黄湯 インフルエンザ・悪寒・発熱・関節痛・汗をかいていない
 小青竜湯 鼻かぜ(水様性鼻汁)
 麻黄附子細辛湯 寒気・高齢者・普段から冷え性の人

★長引いた時の漢方薬
 柴胡桂枝湯 微熱・寝汗・口が苦い・食事が美味しくない・お腹の調子が悪い
 竹筎温胆湯 微熱・夜間の咳嗽・不眠

★回復期の漢方薬
 補中益気湯 倦怠感(手足のだるさ)・食欲不振(食事を摂れない)
 麦門冬湯 乾性咳嗽・口が乾く(水を大量に飲む)
 六君子湯 食欲不振(食事は摂れるが量が食べれない)
 
何かありましたら、ぜひご相談ください。

kazesamazama

R3.12.11ブログ

今回は年賀状について述べてみたいと思います。

今年は今までになくすでに年賀状の準備を始めています。
近年では年賀状を注文し、写真を選んでカメラ屋さんに印刷をお願いしていますが、
年内に間に合うかどうかのタイミングでこれをしていました。

しかし今年は、12月5日に写真を選び注文したため12月16日に完成します。
ここから宛名印刷を自宅で行い、これまではギリギリ31日に投函ということも
少なくありませんでしたが、今年はクリスマスまでに余裕で?投函できそうです。

例年は写真を選定するのも大変なくらいでしたが、
今年はコロナ禍で剣道や行事もほとんどなく選べる写真もわずかという状況でした。

両親が健在の頃は400枚を超える枚数を出していましたが、
現在では半減し200枚あまりです。

それでも多い方かと思いますが、年々減っているので来年は200枚以下になるかと思います。

時代とともにこうしたアナログ交流も電子化にされていくのだろうと思いますし、
私が子供の頃や若い頃からお付き合いのあった方々もご高齢になられたりで
不通になることも増えてきて寂しい限りです。

年賀状に携わる時間が電子化されればボタン一つで一斉送信、時間はかなり節約されます。
10年20年先には予想もできない時代になっているのだろうと感じます。

様におかれましては年末体調を整え、
今できることは来年に持ち越さず新年を迎えられますことを心から願っております。

医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹

nengajoutoukan

咳と漢方 !!

広島県ではまだまだ風邪は流行っていませんが、
今回は咳の病態と漢方治療について紹介します。
 
咳嗽は、気道内に侵入した(吸い込まれた)異物や貯留した分泌物を
外に排除しようとする生体の防衛反応です。

過剰な咳は止めなければいけませんが、高齢者などは誤嚥を防ぐためにも
咳反射は必要になります。

使用頻度の高いのは中枢性鎮咳薬ですが、
安易に用いると必要な咳をも抑制してしまうことがあります。

咳の病態は原因を見極めてそれに応じた治療が必要になってきます。

咳嗽は湿性咳嗽や乾性咳嗽といった、喀痰の有無によって分類されます。 
湿性咳嗽
咳嗽のたびに喀痰を伴う
乾性咳嗽
喀痰を伴わないか、少量の粘液性喀痰のみを伴う
 
漢方治療は

①炎症の有無、②乾性か湿性か、③喀痰は水様性か、粘稠性か、あるいは膿性か 
などを鑑別のポイントとして処方を決定します。
今回は湿性咳嗽、乾性咳嗽でファーストチョイスとされている漢方薬を紹介します。
 
①  湿性咳嗽 小青(しょうせい)(りゅう)(とう)
 漢方医学では、『湿』という病態は痰を伴う咳はもちろん、
 鼻汁、『水』による冷えなども含みます。
 このような場合、温めると改善することがあるので小青竜湯を用います。
 イメージとしては、お風呂に入ると症状が軽快する人には高い効果が得られます。

麻黄、桂皮、細辛、乾姜、五味子
温めながら余分な『水』を除き、鎮咳去痰する。
半夏
去痰作用により、水様性喀痰などを改善する。
 

②  乾性咳嗽 麦門(ばくもん)(どう)(とう)
 『乾』という病態は、気道を潤す『水(=陰)』が不足し、
 気道過敏や弱い炎症が発症していると考えます。
 そういった場合には『陰』を補う麦門冬湯を用います。

 感冒罹患後の咳だけが残る症状などが空咳、いわゆる乾性咳嗽です。

 

麦門冬、粳米、人参、甘草
気道を潤して乾性咳嗽を抑える
 
半夏
鎮咳・去痰作用により、気道にこびりついた痰を取り除いて鎮咳する。

  

今回は紹介しませんでしたが、炎症の強弱、喀痰の性状を見て処方を選択することがありますので、
気になられた方はぜひ相談してみてくださいね。

seki

R3.11.7ブログ

コロナ禍が落ち着きどんどん制限が解除されていく中、皆さん気が緩んでいませんか?

リスクの高い行動を避けながら、一般的な予防策は継続して
羽目を外さないようにしていきましょう。

さて年末も近付き、年度末に備え準備なども様々かと思います。
成人式や卒業式・入学式、さらには就職や転勤など、
コロナ禍に伴いこれまでの常識が変化しつつあるのではないでしょうか!?
しかしどんな時代であっても、1秒1分1時間1日は皆平等に進んでいます。
皆さんはそんな中でどのように過ごされていますか?

今できること、今だからできる新たな取り組み、
今後変わっていくであろう常識など考えたことがありますか?
便利な世の中になり様々に連絡ツールが増え、
コロナ禍でそれらが一段と活用されるようになってきました。
また時代と共に親子、親戚、近所や友人など様々な関係性において
良くも悪くも干渉することが減り、
若者たちはそうした直接的で一方的な関係に慣れ干渉されることに
苦手意識が増えているのではないかと感じています。

コロナ禍が収束し、新年・新年度に向けて何事にも大いに干渉しながら生きていき、
時代にあった地域包括ケアシステムの構築を模索取り組んでいければと思います。


医療法人社団たつき会菅田医院 菅田医院 菅田宗樹

tiikihoukatukannsyou

おしっこが気になる方へ

今回は「排尿障害に有効な漢方薬」についてお話します。

まず挙げられるのは、おしっこのトラブル専用のお薬、猪苓湯です。

これは下腹部辺りに熱候がある(つまり炎症がある)膀胱炎の
ファーストチョイスとされています。

頻尿や残尿感、排尿痛など尿路不定愁訴に幅広く用いられます。

慢性的に症状の続く人、繰り返す人には似たお薬で猪苓湯合四物湯が用いられることもあります。

さらに炎症が強ければ竜胆瀉肝湯などが用いられます。

次に挙げられるのが八味地黄丸です。

最近、TVのCMでよく見かけませんか?

漢方的なお腹の所見では、下腹部が軟弱で下半身が冷えるタイプの排尿異常に用いられます。
老化に伴っておしっこが出にくくなったり、頻尿となったりするという方が増えてきますが、
そんな方のお薬です。
女性にももちろん使われるのですが、男性では前立腺肥大症のファーストチョイスです。

似たお薬に牛車腎気丸があります。
これは八味地黄丸に利尿作用のあるゴシツ・シャゼンシを加え、体を温めたり、
鎮痛作用のある附子の量が倍になり、胃腸にもたれる地黄の量が少なくなっていますので、
ある意味では八味地黄丸の作用を増強し、マイルドにしたお薬です。

漢方専門施設の統計では、男性では60歳代、女性では80歳代をピークに、
3人に1人にはこの類のお薬が使われていたほどポピュラーなお薬です。

一般用医薬のハルンケアは八味地黄丸がベースとなっています。

最後に紹介するのが清心蓮子飲です。

これは元気のない状態で、疲労感があったり、抑うつ傾向があったり、
逆にイライラしたりするなど神経過敏な状態の方に適しています。
また、八味地黄丸が胃にもたれて飲めないという人にも適応します。
一般用医薬品のユリナールはこの清心蓮子飲がベースとなっています。

夜間2回以上、おしっこに起きてつらい方、熱感があれば猪苓湯、
下肢に冷感があって胃腸が丈夫なら八味地黄丸、
胃腸が弱い人には清心蓮子飲となります。

最後に膀胱炎では、抗生剤が必須となりますので、恥ずかしがらずにまずはご相談下さい。

oshikko